先日、久しぶりに鹿児島の街を歩いていると、目についた一枚の貼り紙。
「○○銀行からのお知らせ 福岡支店に統合され○月○日終了 お世話になりまし
た」
こんな大きな銀行も生き残るために経営不振店舗は閉店される。
また、報道では電車もさらに路線も短くなる上に本数削減のお知らせ。
そんな不況の波も屋久島にも届いている。
来年○月○○銀行統廃合のお知らせ。
これには私自身驚いたし、世の中の不況を実感として感じた。
あくまで、ひとりごととして言います。
どこの起業も地域密着型で地域発展の上の自社の運営につながっていく。
その時、みんなの力になるのが銀行。
その銀行が統廃合するという事は、やはり融資先の減少が一番の理由だと思う。
店舗があっていろんな手数料だけでは運営はできない。
また、一社が統廃合されるともう一社もどうなるかわからない。
お客様との会話の中で、○○銀行なくなることで大変だよ、別の銀行に変えなきゃ
いけないと不満と不安の声を聞くことが増えた。
言いたいことは○○銀行の事ではない。
各企業、赤字経営するわけにはいかないので、統廃合は必要な事。
その事により、取り残された車を持たない住民は、さらに不便な生活をすることに
なる。
また、聞いた話だが、宿泊業も大変。人手不足、経営者の高齢により、宿泊者に食
事の提供ができなくなり、素泊りに転換しつつある。
それで一番困るのは宿泊者の方々であり、屋久島観光のサービス低下にもつながっ
ていく。
本町合併もそう。
せめて行政は日常生活上での手続きが不便のないように、屋久島均一のサービスが
受けられるようにしてほしい。
屋久島は少子高齢化に人手不足、人口減少、さらに観光客減少。
今、屋久島は坂を転がる石ころのように少しずつ加速している気がする今日この頃
です。
加速する統廃合