以前、大畑誠也先生の話を聞く機会があった。

はじめは、学校の先生のかたい話だろうと思っていた。ところが、名前を呼ばれて
「ハイ」と元気な返事、そして「元気なあいさつ」に目をひかれた。あいさつの後
に繰り出される言葉は熊本弁。ますます引き込まれた。体全体を使っての表現。そ
して言葉のリズム。また、話の中でのその時の自分の気持ちをうまく表現してい
た。そして何より、話しかけてくる先生の目に気持ちがこもっていた。とにかく人
をひきつける。限られた時間だったけど、ものすごく短く感じたし、まだまだ聞い
ていたいと思った。
「人に伝える」というのは、簡単のようでなかなか難しい。相手の心に届かなけれ
ば、時の流れに流され、忘れてしまう。
今回、話の内容も勉強になったが、それ以上に、人に伝える方法を改めて教わっ
た。
先生に教わった内容を少し紹介します。
人の気持ちを知るスタートは親の気持ちを知る事から

家の手伝いは親の気持ちを知るスタートライン

親の気持ちがわかると、気配りができるようになる

気配りは管理職にとって一番重要な能力である

気配りは調整能力を育てる

子供の頃、手伝いをよくしている人ほど会社で出世している
思い—心の中で浮かんで消えるもの

想い—一方方向と持続性を持ったイメージ着手の始まり

念い—自分の考え・理念・哲学・生きる指針となったもの
聞く—自分に耳に入る・尋ねる

聴く—耳を傾けて聞く・メモをする

効く—効果がある・実現する
意気に感じる人とは→返事が早い・すぐに動く人

大きな声で「はい」と言える人は着手が早い
目標をもつ
「したい」「なりたい」
経営とは、基本の徹底と変への対応である

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