グラウンドを見ていると、目の前を通る高校生のサッカー部員に驚かされた。
歩いていてもしっかり立ち止まり、元気に挨拶していく生徒達。
簡単なことだけど、大人はできないし、しない。
野球部員もこの数年、朝早くから校門に並び、登校してくる生徒に元気な挨拶をし
ている。
最近、屋久島高校、学生募集もそうだけど、がんばっているなーと感じることが多
くなった。
数年前、屋久島高校に求人を出し、面接をした事がある。
どうして弊社を選んだのですかの質問に、学校指導のお決まりの返答。
屋久島の集落を聞いても名前が出てこないし書けない。
そして、割引の問題を出すと「○○円くらいかなー」とのありえない答え。
もう、あれから高校には求人を求めていないのが現状だ。
でも、今日のささやかな事で見方も変わる。
たった一つのあいさつでしかないけれど、挨拶された方はとても気持ちがいいし、
笑顔になる。
「ありがとう。がんばれ。」と応援したくもなる。
礼儀作法は、試合結果以上に人の心を動かす。
我が母校ではないけれど、このふるさと屋久島の高校として誇りに思える、生徒主
体の学校であり続けてほしいです。
生徒たちは、恵まれた環境の中、勉強、部活、恋愛など今を楽しんでください。
そして、今ある幸せは周りのみんなが与えてくれたもの。
支えてくれている親、祖父母、まわりの人に感謝してください。
これからも我がふるさと屋久島、我が母校屋久島高校として、胸をはって一歩一歩
がんばっていってほしい。
何事にも元気にがんばることが、一番の親孝行です。
中学のサッカー大会を見るために、屋久島高校に行った。